昨日は学生時代の男友達と仕事帰りに居酒屋に行きました。チェーン系の超安い店です。
平日にもかかわらずけっこう混んでいました。自分たちが案内されたのは壁側のテーブル席でした。
個室風になっているわけでもなく、仕切りがあるわけでもないので他の客との距離も近いです。
確か店に入ったのは8時くらいだったと思います。それから10分くらいしてスーツを着た女性の3人組みがやってきて隣のテーブルに座りました。
チラっと見たら3人ともけっこう美人でした。だからと言って声をかけるほどの勇気はありませんのでそれ以降は気にしませんでした。
それ以上に男友達との会話がめっちゃ面白かったのです。自分もちょっとオタク入っていますが友達はそれ以上です。
ですがいかにも秋葉原にいるようなタイプではなく普通の見た目です。お洒落すればカッコいいくらいの素材のよさは持っています。
飲み始めてから1時間もするころにはテンションも上がりとても盛り上がっていました。
うるさくは無かったと思うが周りから見たら「めっちゃ盛り上がってんなぁ」というのは分かったと思います。
しばらくして隣に座っていた女性の3人組みがこちらをチラチラ見ながら相談のようなことをしているようでした。
そしてその中の1人が「お仕事帰りですか?」と話しかけてきました。
急だったので自分はちょっと固まりました。
そしたら友達が「あ、すいません。うるさかったですか?」と聞きました。
そしたら「いえ、大丈夫です。とても盛り上がっていたので何の話しかと思って」と言いました。
「マニアックな漫画の話しをしてたんですよ」と友達が答えると「そうなんですか~何て言う漫画ですか?」となぜか会話が盛り上がり始めました。
そして気がついたらテーブルをくっつけて一緒に飲むことになりました。
女に全く興味無いと思っていた友達がけっこう慣れた感じで会話リードしているのに驚きました。仕事が営業だからかもしれませんが。
相手は同じ会社の同期らしく全員が26歳でした。
自分もそれなりに会話をして全員が楽しめるように気を使っていました。
ただ頭の片隅で「最後は奢ってもらおうという魂胆なのではないか?」という心配もありました。
普通に考えて自分はブサイクな部類ですし、友達も女性から声を掛けられるほどのイケメンではありません。
しかし食べ物を注文するときに注文用の端末を分けて使っていたのでその心配もなくなりました。
それと女性が座っていたテーブルの反対側にチャラそうな4人組みの男が座っていたので、彼らに声を掛けられるくらいなら、こっちのブサイクだけど人の良さそうな男達に行こうと思ったのかもしれません。
ビシっとしたスーツを着た女性たちだったのでマイナーな漫画の話しをしても盛り上がらないだろうと思っていましたが、その中の1人がけっこうなアニメ好きだったということもあり途切れることなく会話は続きました。
他の2人もすごい性格が良く場の空気を壊さないようにしているのが伝わってきました。
⇒銀座スリーハンドレッドバー(300bar)で逆ナンパされた話
結局2時間くらい一緒に飲んでいました。会計ももちろん別々になりました。1人の子と帰る方向が同じだったので一緒に電車に乗りました。
電車の中でもけっこう話しました。「2人ともすごい面白くて優しいですね」と言われました。そうかやはり私たちは優しいだけの人畜無害な男なのか…と思いました。
しかし乗り換えの駅で別れるときに相手から「今度2人で飲みに行きませんか?」と言われて連絡先を交換しました。
こんな美人から連絡先を交換して欲しいと言われたのは人生初です。きっと私の顔はめっちゃデレデレになっていたと思います。
家に着いたらさっそく相手からお礼のメールが来ました。ちょっと上手くいきすぎてて怖いです。ちなみに相手の会社も聞きましたが保険屋でも宝石屋でもありません。
なので何かを売りつけられることはないと思うのですがちょっと心配です。「美人は男を顔で選ばない」という格言を信じてみようと思います。